トップページ > 目指せプロセラピスト!エステ・マッサージ留学にお役立ち情報 > マッサージの基礎知識 コリとは何か
「コリ」と聞くと大半の方が「肩こり」を思い浮かべるのではないでしょうか。実はコリは肩だけではなく腰、背中、ヒザ裏など様々なところに存在しているのです。
コリをなくしたければ、コリについての正しい知識を得て原因を追究し解決していきましょう。
コリというのは、筋肉が柔軟性を失い硬直してしまっている状態のことを言います。運動や同じ姿勢で長時間いると筋肉の中に疲労物質と言われる乳酸などの老廃物が溜まり、筋細胞が栄養不足や酸欠状態に陥り、血液の循環が悪くなるのです。
また、コリがあることで周囲の血管を圧迫し、血の流れが悪くなりコリが広がり、痛みを伴うようになります。この状態を他の筋肉がかばい、その筋肉までもがこってしまうという悪循環を生みます。
激しいスポーツや身体を使う仕事で同じ動作を繰り返すことによる筋肉の使い過ぎが原因の1つだと考えられています。筋肉の使い過ぎによる筋肉硬化でのコリを起こしてしまう方も実際少なくはありません。
動的な筋肉の使い過ぎとは反対に、パソコンを1日中使用するデスクワークや車の運転、飛行機での移動、立ち仕事などの静的状態が続くことなどによってもコリは引き起こされます。
疲れて硬くなった筋肉付近を通る血管がその筋肉によって圧迫され、血の流れを妨げています。血の流れが悪くなった血管は、筋肉の中に発生した老廃物を流すことが出来ず、筋肉の中に溜まっていってしまいます。また、筋肉に必要な分の酸素が届かず、さらに老廃物が生まれ、筋肉が硬くなっていきます。
1番におすすめしたいのが、専門的な知識をもつマッサージセラピストの施術を受けることです。単純に「こっているところをもめばよい」と考えていると症状が悪化する可能性があります。こっている部分だけでなく、こっている周辺も実はマッサージが必要です。マッサージセラピストはコリを軽減させる素晴らしい技術を持っています。コリがひどいと感じる場合は、マッサージ施術がおすすめです。
老廃物を身体の外に逃がすためには、筋肉が収縮と弛緩を繰り返すポンプ作用の役割を果たし体内血液の循環が必要です。それには、息の弾むくらいの軽い運動が有効です。運動でいえば、ウォーキングやジョギング、サイクリング、水泳などがおすすめ。その際、ストレッチも併せて行うと更に効果的です。ストレッチは滞っているリンパの流れにも効果があります。
COPYRIGHT © Bridges for International Communication. All Rights Reserved.